DeNA welq事件について - 新人広告マンの日記

DeNAのwelqの件についてなんですけど、

結局キュレーションメディアはDeNAが一人勝ちすると考えています。

今回の炎上についてなんですけど、記事の監修が行き届いておらず、誤った情報を上場企業が世の中に流していたという点については、誰しも反対していると思います。

これについて特に話すことはありません。

しかし、問題は、今回の炎上に気づいた人々がどのような人であったか？ということです。

今回の事件は、そもそもwelqの読者ではない外部の高リテラシーのひとたちによって明るみになったのではないでしょうか？

facebookやtwitterでよく炎上しているのを見かけましたが、炎上しているといっても、そもそも情報感度高い人しか今回の事件知らなかったよね？という印象です。

今後、今回の事件がマスメディアに取り上げられようが、DeNAのキュレーションメディアの読者は離れていかないと思います。

なぜなら、既存の読者はそもそも記事の真偽など気にしていないのだから。

今回の一件で僕が良かったと感じるのは、これまで議論の対象になっていた、バイラルメディア、キュレーションメディアのパクリ問題について一通りの終止符が打たれ、業界全体の健全化が図られるということです。

そして、良質な記事を書けるメディアしか生き残っていけないようになっていけば、デジタルメディアの質も上がっていくと考えます。

と同時に、ということはリソースが潤沢なDeNAくらいしか記事の質上げれないから、結局DeNAが一人勝ちするのでは？（今までのスーパーSEOハックも活かして）

昨今の米国大統領選でも話題になっていた、Facebookで偽ニュースが拡散してしまったこと。そして、今回の信憑性ない記事を検索上位にあげてしまったGoogleのこと。

来年からはプラットフォーマ―がどのようにして信用を担保するのかということが、話題になると同時に、コンテンツメーカーも質を高める流れになって、いよいよマスメディアとのバチバチの勝負が待っているのではないか。。。